HTML vs ノーコードツール?
2025.09.06

こんにちは!今回は、Webサイトの制作方法について、よく耳にする「HTML」と「ノーコードツール」をテーマにお話しします 。
最近、実務で「WordPressのオリジナルテーマ」「WordPressのDiviテーマ」「Studio」という、それぞれ異なる方法でWebサイトを作る機会がありました 。それぞれのメリット・デメリットを掘り下げてみたいと思います。
1. WordPressオリジナルテーマを構築
これは、HTMLで作成したサイトをWordPress上で動くようにPHP化する方法です 。この方法では、テンプレートを使わずにゼロからサイトを構築するため、非常に自由度が高いのが特徴です 。HTML、CSS、JavaScriptの知識があれば、細かい部分までこだわって作り込めます 。
ただし、デザインやコーディングには高いスキルが求められます 。プロのデザイナーによるデザインが必要になることもあります 。この方法は、ディレクター、デザイナー、コーダー、プログラマーなど、複数の専門家がいる制作会社でよく使われています 。
2. WordPressテーマ「Divi」
Diviは、非常に作り込まれたWordPressのテーマです 。あらかじめ用意されたモジュール(部品)を組み合わせてサイトを構築していくので、HTMLを直接書くことはほとんどありません 。デザインの微調整に少しだけCSSを使うだけで、まとまったサイトが完成します 。デザインが苦手な人でも、ある程度見栄えのいいサイトが作れるのがメリットです 。
ただし、無料プランはなく、年間89ドル(約9,700円)のサブスクリプションか、249ドル(約27,000円)の買い切りでの利用となります 。
3. ノーコードツール「Studio」
「Studio」は、触った感覚が前述のDiviとよく似ています 。しかし、こちらはCSSを触る必要がないため、さらにスピーディーにサイトを構築できます 。ドメインに制約があったり、バナーが表示されたり、ブログ記事数に上限があるといった制限はありますが、無料で誰でもサイトを作れるのが大きなメリットです 。
デメリットとしては、全くコードを触れないため、細かい調整ができない点が挙げられます 。
4. まとめ
制作方法 | メリット | デメリット |
WordPressオリジナルテーマ | 自由度が高い | 高いスキルが必要 |
WordPressテーマ「Divi」 | 見栄えの良いサイトが作れる | 有料(無料プランなし) |
ノーコードツール「Studio」 | 無料で始められる | 細かい調整ができない |
Webサイトを作りたいと思った時、どのような方法があるか少しでもイメージが湧きましたでしょうか。
今回取り上げたstudioの他にも「Wix」「HubSpot」「ペライチ」など次々リリースされているようですので、まずはノーコードツールで試しに作ってみるのも良いかもしれません。
もし「無料ツールで頑張ってみたけど、イメージ通りに作れない」「もっと本格的なサイトにしたい」と感じたら、相談・お見積りは無料ですのでぜひお問い合わせください!
【参考サイト】
【初心者向け】HTMLで作成したWebサイトをWordPress化する方法 | 姫路ホームページ制作センター(エスティー・クリエイティブ) – スタッフブログ